りんどうの会~がん患者遺族の会・佐賀~

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2015年8月

8月 17th, 2015年

頑張れないよこれ以上!!

2015/08/17

8月9日に書いたことの続きになります。

りんどうの会も来月で3年を終えようとしています
いろんな方とお話をさせて頂きました
一回だけしかお話していない人もいます
電話だけで、とうとうお会いしなかった人もいます

この体験を分析してみようとかいうつもりはありませんが
この3年で感じたことをや、その時々の言葉を思い出しながら
この経験をまとめてみようと思います

一気にまとめていくということは難しいことだと思います
少しづつ、最初は取り止めのないことから
思い出し出し書いてみようと思っています

今日は、お電話でしかお話しませんでしたが
熊本の方で私とあまり年齢も変わらない感じで
夫を亡くされて、まだ日の浅い方の言葉でした

夫の家族や、自分の兄弟も、気を使ってくれている
そのことには感謝もしているしありがたいと思わねばならない
しかし、その人たちが発する言葉が「眩しすぎて」
自分は本当は会いたくない

おわかりになりますか・・・
「言葉が眩しすぎる」というこの意味を

兄弟や親族の方々は、その方を励まさねばならないと思っているのでしょう
その方々なりに言葉を選んでいるのかもしれませんが
多くの場合、次のような言葉をかけられます

「あなたが泣いていたら亡くなった方が悲しむよ」
そして必ずと言っていいほど
「悲しかろうが、頑張らんばよ」と続いていきます

何を頑張るのだろう!
これ以上はもう頑張りきらん!
もし、頑張ったら悲しみが消えるのだろうか!
励まそうとしてかけた言葉が、一番傷つけてくる

声をかける方は元気に明るい雰囲気を作ろうとしています
強く生きていってほしいという願望の表れでしょうね
でも、それが一番辛くのしかかってくるということを
どうかご理解いただきたいと思います

自分が自分に言う分には構わないのです
でも、その言葉を聞かされることに耐えきれない時があります
私も多くの方から「頑張れ」と言われて
自宅に帰ってから泣いたことは幾度となくありました

励まさないでください
(続く)

 
 

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