2014年3月
3月 30th, 2014年
妻に捧げるレクイエム=37=
2014/03/30どうしようもなく
君の命が終わったことは、頭の何処かで理解していた。
でも、心の何処かでは、それは嘘なんだ
君は寝ているだけなんだと思いたい気持ちが揺らいでいた。
ただ君だけを
ただ君だけのことをどう受け止めたらいいのか
複雑な心
とってもとっても悲しいのに
どうしてこんなに静かに君を見ているのだろう
悲しいという感情が全身を包みながらも
何処かに苦しみから開放された君のことを
ホッとした気持ちで見ている僕がいる。
何なんだろう。