りんどうの会~がん患者遺族の会・佐賀~

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家族(遺族)にも目を向けて

2018/04/14
がんに関する多くの活動で
その家族や遺族に関する活動の少なさには驚愕を禁じ得ません
ましてや、家族や遺族へのケアについては
ほとんどと言っていいほどに語られないことが多いのです
 
勿論、がんに直接立ち向かっている患者の方々の
心痛や不安にどう対応して行くかという
課題に異論を挟むわけではありませんが
患者と同様に、家族・遺族もまた大きな心痛と不安を抱えています
 
緩和ケアにおいては、家族もまたケアの対象と言われています
それを実践されている病院もありますが
現実にはまだまだ家族ケアまで手が回っていないのが現実で
ましてや遺族ケアは、本当に遠い世界に追いやられている感があります
 
また、各地域において「がん」に関する市民活動などが行われていますが
どうしても、患者優先の集いに終始しがちです
 
でも、家族もまた、がんに苦しむ一人なのです
ましてや愛する人を失った遺族の思いは計り知れません
遺族もまずは家族としてがんと向き合うことになります
患者の方々と同様に家族(遺族)にも目を向けていただきたいと思います
 
そこにあるのが、自分の命ではないだけに
家族の患者に向ける思いは、言葉では言い尽くせません
家族(遺族)もまた、苦しんでいることを知ってください
そして、グリーフケアの大切さを知っていただきたいと思います

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