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お知らせ

3月, 2014年

妻に捧げるレクイエム=37=

2014/03/30

どうしようもなく

君の命が終わったことは、頭の何処かで理解していた。

でも、心の何処かでは、それは嘘なんだ

君は寝ているだけなんだと思いたい気持ちが揺らいでいた。

ただ君だけを

ただ君だけのことをどう受け止めたらいいのか

 

複雑な心

とってもとっても悲しいのに

どうしてこんなに静かに君を見ているのだろう

悲しいという感情が全身を包みながらも

何処かに苦しみから開放された君のことを

ホッとした気持ちで見ている僕がいる。

何なんだろう。

やっぱり出来ないこと

2014/03/29

これはガン患者の遺族だけに限った事ではないのかもしれませんが

近しい人を亡くした事が原因で、それまでは何でもなかった事が

どうしても出来なくなってしまう事があります

私の場合はテレビ番組にそれが現れています

生前の妻とよく見ていた番組をどうしても見る事が出来ません

それがより強くなってか、地上波の番組はニュース以外はほとんど見ません

BSもかなり限られています、CSはそれなりに見ています

全く見なくなったのが、バラエティー、お笑い系、2時間ドラマです

以前はあれほど一緒に見ていたのに、見る事が出来ません

BSやCSでの再放送でも、素人探偵の推理ものは全く駄目になりました

人それぞれに「何かが出来なくなった」事が有るようです

果たして、それが元に戻る事はあるのでしょうか?

お電話お問い合わせについて

2014/03/27

代表の福島です

りんどうの会へのお問い合わせ電話についてご報告します

この度、固定電話を解約する事となりました

それは、私自身が長期に渡り一人暮らし状態であり

公職を辞して以降、電話・ファックスともに激減致し

その為に、携帯電話及びメールを利用する事で全ての交信が可能な状況にあると判断致しました

今後、お問い合わせ等がありましたら

申し訳ございませんが、携帯電話もしくはメールをご利用ください

よろしくお願いいたします

妻に捧げるレクイエム=36=

2014/03/27

間に合わなかった息子

一番辛かったのは息子だろうね。

明日は君に会えると思って、羽田空港で最終便を待っている時に

君の訃報を聞くことになってしまったんだね。

どんなにか辛い思いで飛行機に乗ったことだろう

息子の気持ちを思うと言葉が出ない。

そして、それは義兄も同じだったろうな。

名古屋で深夜バスに乗る前に訃報が届いたんだからね

 

判っていたこと

君の死期が近づいていたことは判っていたけど

こんなに早くその時が来るとは思わなかった。

意識が混濁しても、10日から2週間は生きていると聞いたんだ。

だからもう少しは君の傍にいることが出来ると思っていたのに。

妻に捧げるレクイエム=35=

2014/03/24

第2章を始める前に

ある時妻がぽつりと言った言葉があります。それは

「私は貴方によって生かされる」という言葉です。

その時は意味が判らず、聞き返しも出来なかったのですが、

こうやって思い出を綴っていてその意味が判るような気がします。

ここまで、妻との最後の約3年間の思い出を書き綴って来ましたが、

こうやって書き綴っている時には

その時々の妻の顔や息づかいまでもが蘇って来ます。

妻が言っていた「生かされる」という意味ではないのかもしれませんが

ここに記憶として妻は生きているような気がします。

時間が全てを解決するという言葉があります。

いろんな場面でよく使われる言葉です。

周りの方々も「もう一人に慣れたね」と声をかけて下さいます。

しかし、妻を亡くした悲しみは薄らぐことはあっても消えることはありませんし

ましてや慣れることもありません。

遺族の心には、深く悲しい傷が何時までも残っています。

しかし、何時までも悲しんでばかりいるわけにもいきません。

私も生きていかねばなりませんし、

私が悲しんでばかりいたら、妻も辛いと思います。

 

第2章では、妻が亡くなってか一周忌までの、私の思いや出来事を綴っています。

妻に捧げるレクイエム=34=

2014/03/21

その時

電話で直ぐ来るようにと言われて、娘と病室に駆け込んだ。

その時に君は逝った。

まだ声は聞こえるから話しかけて・・と言われたが

君の名前を呼ぶだけで声は出なかった。

君の身体はそこにあるのに、君がいないなんて。

 

午後7時20分(独り言)

何かが起きたんだ、何が起きたんだろう。

茫然として考えがまとまらない。君が死んだ。

その事実がまだ僕の者になっていない。

だって、君の身体はそこにある。

返事も無く呼吸もしていない。何故なんだろう。

君が死んだ。

会場の風景

2014/03/20

昨夜の定例サロンの会場です。

メンバーの方を写真に出す事は出来ませんので

開会前の風景ですが、この様な感じで行なっています。

昨夜は、アイ・スクエアビルでの最後の会でした。

来月からは、新商工ビル(白山)で行ないます。

これは、市民活動プラザが移転する事に伴う移動です

 

昨夜は、新しく入会を希望される方が見学にお見えになりました

 

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3月定例サロン

2014/03/19

今日(水曜日)は、りんどうの会定例サロンの日です。
今回までは、アイ・スクエアビルで行ないます

メンバーとして参加出来る方は、
ガンで身近な方(パートナー、親、子、兄弟姉妹、その他親族や等)を亡くされた遺族の方です。

ガンの種類は問いません。

先ずは、見学にお出掛けください。

妻に捧げるレクイエム=33=

2014/03/18

間に合った娘

29日にお見舞いをする事で子ども達とも打ち合わせていた。

何故か娘は1日早く佐賀に帰って来た。

虫の知らせか娘の感か、

一日早く帰って来た事で、娘は君が生きているうちに面会することが出来た。

君のその時に間に合った。

 

その日の夕方

28日の夕方に娘と病室に行った。

夜には息子も帰って来ることを告げたら

確かに君はうなづいてくれた。

君の声を聞くことは出来なかったけれど、僕の声は届いたんだよね。

でも、それから2時間後に君は帰らぬ人になった。

妻に捧げるレクイエム=32=

2014/03/15

その日の帰り際だったと思うけど

緩和ケア病棟の廊下で看護師さんに声をかけてもらった。

ここは患者さんのケアだけでなく

家族の方のケアもしてますよ、相談して下さい。

嬉しくてまた泣いてしまった。

看護師さんも涙ぐんでいた。ありがとう。

 

弱音

君が始めて弱音を吐いたのは、26日の朝だった。

洗面を済ませた後で身体を動かす事が出来ず

ベッドに運んで欲しいと言った。

抱きかかえた君はとても軽く、黄疸は全身に広がってきていた。

この日から君は食事をしなくなった。