りんどうの会~がん患者遺族の会・佐賀~

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第16回(1/15) りんどうの会サロンのご案内

2014/01/06

第16回りんどうの会サロン

 

下記に開催致します

体験参加も、お気軽にお問合せ、ご連絡下さい

 

・日時 2014年1月15日(水) 19:00~20:30

・場所 iスクエアビルの3階会議室です

(1階エレベーター前に案内板が出ています)

・会場地図:http://goo.gl/maps/zU3zC

 

 

 

 

 

妻に捧げるレクイエム=9=

2014/01/05

いろんな人から

君がガンに罹り入院することは秘密にしなかったね。

君もそれを望んだよね。

ただ、入院先だけは秘密にして欲しいと言われたので

本当にいろんな人から聞かれたな。

お見舞いって本当に疲れるよね。

僕も経験したから判るよ。

 

退院して

入院は3週間に及んで、クリスマス前に君は退院して来た。

身体の中にはまだガンが残ってはいたけど、

今すぐどうかなる状況ではなく、君は元気になった。

入院前の暮らしが戻って来た。

そんな思いでいっぱいだった。

 

妻に捧げるレクイエム=8=

2014/01/02

手術の日 ICU

肝臓にあったガンのほとんどは摘出されていたけど

一番深い所のガンと、顕微鏡サイズのガン細胞が存在すると説明を受けた。

まだ、麻酔で眠っている君の傍で考えていたのは

子ども達に、何時どう知らせるかということだった。

 

*注・原本には、子ども達への通知や子ども達の行動に付いても書いていますが、ここでは削除します。

 

入院中のこと

ICUから出る頃には、少し笑顔も戻って来たね。

お見舞いに行くと、食事に付いてくる牛乳など

君が残した物を持ち帰るのも僕の仕事になった。

本当に君は好き嫌いが多くて

冷蔵庫には持ち帰りの物があふれてきたよ。

明けましておめでとうございます

2014/01/01

明けましておめでとうございます。

皆様方に撮って、今日はどのようなお正月だったのでしょうか。私は、久しぶりに家族が揃って迎えることが出来ました
ここ数年は、妻や親父、義父の法事の時にしか揃わなかった家族が、普通にのんびりとした時間を共有出来たお正月です。

家族の会話の端々には、妻のことも当然ながら出て来ます。「お母さんだったら・・・」と、折に触れて話しが出て来ます。私たちの心の中で、妻は一緒に生きていると感じています。
そして、私のことを気遣って帰って来てくれる子ども達。そう言った子ども達に育ててくれた妻に改めて感謝しています。

昨年から連載を始めた、「妻に捧げるレクイエム」の今年最初の発信は、間もなく2日午前0時にホームページに掲載されます。

1年の終わりに

2013/12/31

2013年も今日で終わりですね。
この1年間、この書き込みにもお付合い頂きまして
ありがとうございました。

なかなか会員の方が増えないこと
サロン以外の活動に踏み切れないことが
今年の反省点です

次年度は、小さいながらも講演会が開催出来ればと思っています。

私たちは「ガン患者の遺族」会ですが
遺族であるが故に、全ての場面を経験しています
外科的手術、抗がん剤、放射線、ホルピス等
そして「死」に直面しながら日々を過ごすことの辛さ・・・

通り過ぎて来た、それらの経験を生かすことができればと
何時も思って今ながら、行動に移せません

これまでも何回か書きましたが
「生きている」ことと「生きる」ことと「生ききる」こと
その違いを受け止め理解することで
ガンに負けない気持ちも成熟して行きます

来年はそう言ったことへの活動も広げて行きたいと思っています。

妻に捧げるレクイエム=7=

2013/12/30

手術の日 再び手術開始

肝臓に転移したガンは全部で9個。

取り除けるかどうかは開腹して判断するとのこと。

そんな説明の後、再び手術が始まった。

電話が直に鳴らないことを願いながら(*注)

必死に祈っていた。

その祈りが届いたのか、鳴らなかった。

*注・手術が不可能な場合は、手をつけずに直に終わるという話しだった。

 

手術の日 待ちくたびれて

午後3時を過ぎ、肝臓に転移したガンの摘出が

進んでいることを確信した。

しかし、5時になっても終わらない。

他の家族が帰って行く中、一人残っていた。

午後6時過ぎに君は手術室から出て来た。

9時間近い闘いを終えて。

 

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