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りんどうの会(がん遺族の会佐賀)会則

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今や国民の3分の1が、がんに罹患する時代だと言われています。

そして、そう遠くない時間でその罹患率は50%にも及ぶとさえ言われています。

その一方では、がんに対する治療法は日進月歩に進み、「がんは治る病気」といわれ始めていることもまた事実です。

がん治療は大きく進化してきています。また早期発見を目的とするペットによる検診なども進んでいます。

そういった中で緩和ケアの選択も大きな課題として問われています。
しかし、「治る」と言う事は、5年後あるいは10年後の生存率の向上を持って示されているだけで、現実には多くの方々が迫りくる死と向き合いながら、がんと闘いその生涯を終えられていることに違いはありません。
この会は、そういった家族や身近な人をがんで亡くされた方々が、集い、語り合って、今なお消えない心の傷の緩和を同じ心の傷を持つ者同士で分かち合う事を目標としております。

心の傷が完全に癒えることはないのかも知れませんが、少しでも気持ちを軽くすることが出来るような仲間作りを行いたいと思います。

そして今まさにがんと闘いながら多くの悩みや苦しみを持つ方々のために、私たちの経験を生かしていくことをもまた一つの目標であります。
次に、この会の運営についてでありますが、特に医療的な専門家や指導者を設定するのではなく、がん遺族同士がお互いに助け合いながら運営していく、セルフケアグループとして組織します。

ただ、必要に応じて専門的な判断を求めなければならない場合もありますので、医療関係機関との連携の必要性は強く感じている所です。
本会の名称についてです。

本会の名称を「りんどうの会」と致しました。りんどうの花言葉は「君の悲しさに寄り添う」といいます。

また可憐な青紫色の花は、本会の趣旨に最も適したイメージを持つものとおもいます。
最後に、がん遺族の方々へのメッセージとして「亡くなられた人の面影を偲び、無念の気持ちを抱え、寂しくて悲しくてどうしていいか判らずに、日々を過ごしている方がいらっしゃると思います。

一方では悲しみを乗り越えたことで、以前にもまして心やさしく生活を送られている方もおられると思います。

セルフケアグループとは、そういった悲しみを持った遺族同士が、お互いを支え合いながら会を運営していく組織です。

お互いの思いや体験を話したり聞いたりすることで、悩みや苦しみを分かち合い、自分は一人ではないことを知り、癒されていくのです。

自分らしく生きていく力を得ようとする目的で集まるグループです。

 

第1条(名称と所在地)

本会をりんどうの会(がん遺族の会佐賀)といいます。(以下、本会と略します)
本会の所在地は、 佐賀県佐賀市中央本町2-16です。

第2条(目的)

本会の目的は、がんで家族や愛する人を失った人が集うセルフケアの会です。

第3条(会員)

がんで家族や愛する人を失った人、遺族ケアに関心のある人、及び本会の活動に賛同できる人で構成します。
本会の会員は次の通りです。

正会員:がん遺族であること(がんの種類や遺族との関係には特に言及しません)
スタッフ:本会の趣旨に賛同して、会の運営に協力してくれるボランティア。
サポーター:医療関係者及び会の運営に協力援助をお願いできる団体等。
賛助会員:本会の趣旨に賛同し、会運営に必要な資金を提供して下さる方、団体等。

賛助会員の会費は、個人:一口1000円、団体等:一口3000円です。

第4条(経費)

本会の運営経費は、入会金、会費、寄付金、事業費でもって構成します。
会計年度は、4月1日~3月31日とします。

入会金:2000円。正会員として登録された時点で支払っていただきます。
会費:500円を月額とし、入会した月から支払い開始とします。
事業費:バザー、講演会等による収入をいいます。
その他:公的補助金、企業・個人等からの賛助会費や寄付金です。

第5条(総会)

通常定期総会:毎年1回開催し、予算、決算、事業計画・報告、会則の改訂、運営委員会の役員選任と承認、その他運営委員会から提起された事項を審査します。
臨時総会:必要と認めた時に開催します。

第6条(運営委員会)

本会の円滑な運営を行うために運営委員会を置きます。
運営委員会の構成は次の通りです。

代表:1名

本会を代表し運営委員会を統括します。

副代表:2名程度

代表を補佐し、代表にことある時は業務を代行します。

事務局:2名

本会の運営に関する、事務、経理を担当します。

会計監査:2名

本会の会計を監査し、事業内容について提言を行います。

*本会が円滑に活動できる体制になるまでは、暫定組織で運営します。

第7条(活動内容)

本会の目的を達成するために、次のような活動を行います。
活動には運営委員と共に会員の方にも実行委員となって活動していただきます。

運営委員会

会の円滑な運用を図り、本会の主要事項を協議するために、運営委員会を開催します。

サロン

毎月定められた日に開催します。運用については別途「りんどう会のルール」に定めます。

交流会

年に数回、ミニ旅行や散策など、会員の交流を目的とした活動を行います。

勉強会

専門の講師を招いて、グリーフケア、傾聴などテーマを決めて行います。

講習会

必要に応じて、心や体のケアを目的とする会を開きます。

講演会

がん遺族として本会に参加したことによって得た体験などを振返る場を設定します。

 

*以上の活動は最終目標としている内容なので、設立当初から全ての活動を行うという事ではありません。

また活動では、別途に実行委員会を組織する場合があります。

第8条(資格停止)

別途に定める、「りんどうの会のルール」に違反した場合には、会員としての資格を失うものとします。

第9条(附則)

本会則は、平成24年9月19日より施行されます。本会則の改廃は、会員又は世話人会の発議を受け、総会において過半数の賛成持って成立します。

 

りんどうの会のルール

1、各人の話に関しては、決して批判せずに、相手の気持ちを尊重しましょう。遺族の心の状態は一人ひとり状況に応じて異なるので、話す内容も変化してきます。話すことで気分の変化が見られます。現在の状況として受け止めましょう。

2、相手の立場に立って行動することを心がけましょう。誠意を持った行動を取っているつもりでも、相手にとっては迷惑なこともあります。十分に注意しましょう。特に次の事は守りましょう。

(1)金銭および営利目的となる活動についてはお断りします。
(2)健康食品、サプリメント等の販売や勧誘はお断りします。
(3)政治的思想、宗教などの個人的信条に関与することはお断りします。
(4)お互いのプライバシーを尊重し、個人の情報秘密を漏らさないようにしましょう。
(5)発言時間のルールを守り、会を独占しないようにしましょう。
(6)サロンの中での発言や知りえた情報は、一切口外しないでください。
(7)人が話している時には、話に集中しましょう。私語は慎みましょう。
(8)話したくないときは、聞くだけでもいいです。

3、資格の停止について

上記2に定められた事項に違反し、会の運営を著しく阻害した場合

4、この会は、参加者皆で作り育てていく会です。それぞれが協力して、積極的に会の運営に参加して、この会を見守っていただきたいと思います。

5、サロンの開催について

サロンは定期的に開催されます。会の運営が安定するまでは、月1回程度とします。(試験的に月2回の開催を行うこともあります。)
定期開催日は、毎月 第3・水曜日の午後7時からとします。会場は提供者の都合で変更されることがありますが、基本は事前に定めた場所で行います。

サロン内での個人の発言時間は、参加者の数によって多少は変わりますが、基本として5分程度とします。

 

*遺族サロンは、がんと闘った家族や愛する人を失った人の集いです。
同じ体験をしてきた仲間であり、ただの仲良しの会ではありません。
仲間で勇気を分かち合い、共に回復のために集う事を目的としています。
しかし、その悲しみの深さは人それぞれで異なります。
年数や関係・またその日の状態でいろいろな状況があることをご理解ください。